「リハビリは大切だ」
「リハビリをやらないといけない」
いざ、リハビリを依頼するとなったらどの様な所に依頼したらいいのでしょうか。
実際にリハビリをするのならしっかりやりたいですよね。
ここでは当事業所でのリハビリ内容をご紹介させて頂きます。
しっかりしたリハビリとはどの様なものなのかはその人によって変わります。
訪問看護リハビリステーションToday代表の西谷です。
実際に介入した写真を用いてご紹介します。
イメージの手助けになって頂ければ嬉しいです!
目次
訪問リハビリは年々必要とされている
初めにお伝えした様な「リハビリをやらないといけない」その様な場面が増えたと思いませんか。
実際に次の資料をご覧ください。

グラフから分かるように年々訪問リハビリの需要は高まって来ています。
だからこそどこに依頼したらいいのか悩みが出てしまうのは自然な話だと思います。
当事業所のリハビリ風景を見て頂き、その悩みが少しでも解決できればと思いご紹介させて頂きます。
※
厳密には「訪問リハビリ」と当事業所の様な「訪問看護ステーションのリハビリ」とは制度の違いがあります。
違いはあるものの、実際にご自宅にお伺いするのは理学療法士などのリハビリ職だと言うのは同じです。その事業所の方針や、リハビリ職の考え・経験でリハビリの内容が決まってくるものとなります。
リハビリご依頼の経緯【実際の一例】
当事業所が実際に介入させて頂いた方の一例を用いてご紹介させて頂きます。
リハビリはどの様な事をしてくれるのだろう?
この様な疑問が少しでも解決して頂けたら嬉しい限りです。
ご利用者紹介
<ご依頼主訴>
むせる事があり、窒息しそうになる事が何度かあった。
安心して食事ができるようになりたい。
ご本人とお話させて頂きリハビリ職の他に、看護師も介入することになりました。
リハビリ職と看護師とで話し合いの結果、以下の方針となりました。
- 口腔内保清や表情筋などは看護師の介入
- 姿勢や身体全般のトレーニングは理学療法士による介入
実際に行った評価内容

口腔面
- 摂食嚥下障害評価表
- OHAT(Oral Health Assessment Tool)
- 反復唾液嚥下テスト
- 喉頭挙上確認
- 改訂水飲みテスト
- 頸部聴診
運動面
- 姿勢観察(背臥位・座位・立位・3ヶ月背臥位ポジション・低い四つ這い・四つ這い)
- AIによる姿勢分析
- 歩行観察
- ROM-T(Range Of Motion Test)
- MMT(Manual Muscle Testing)
- 筋の長さテスト
これらは代表的なものです。
他にも細かい評価はありますが今回は省略させて頂いています。
「どんなリハビリをするか」は大切ですが、それを知る為には上記の様な評価が必須です。
足に原因がある人に、手のリハビリをしても意味がありません。
私たちの事業所はまず「どんな問題があるか」を見つけ出した上で「どんなリハビリをするか」を決定しています。
実際の介入風景
実際にどの様なリハビリが行われるか気になるところだと思います。
- 首や口腔に対するリハビリ
- 主に四肢・体幹に対するリハビリ
この2つに分けてご紹介させて頂きます。
首や口腔に対するリハビリ
首から上の部位は主に看護師が介入しました。
表情筋や首の筋力トレーニングは理学療法士と情報共有しながら実施しています!

※掲載の許可を頂いています。
- CTAR(顎関節抵抗に対する運動)
- 鏡により視覚的にイメージしてもらいながら表情筋の使用
- 舌圧のトレーニング
はじめは難しかった運動も、回数を重ねる毎に上手になってきました。
後に、ご自身や周りの人たちからも変化が分かる様になってきます。
主に四肢・体幹に対するリハビリ

※掲載の許可を頂いています。
1.骨盤の誘導
2.身体の捻れ
3.肩甲骨の引き下げ
4.起立筋のストレッチ
5.二頭筋のストレッチ
6.大きく広がる運動
7.腹部のトレーニング
8.歩行チェック
ここでは何となくイメージを持って頂きたいです。
細かい話は別の機会に書かせて頂きます!
個々の問題に対して、オーダーメイドのリハビリを実施させて頂きます。
たとえば、、、
- 姿勢の調整
- 代償の修正(へんな癖など)
- ストレッチ
- 筋トレ
- 動作練習
上記はこれら個々の問題に対して行っているもので、全く同じメニューは他に存在しません。
ビフォー & アフター
実際にリハビリをしてもらって良くなるんですか!?
気になるところだと思います。
それぞれに年齢などの背景があり、疾患も違ってきますので一概には言えません。
ですが、今回の方は良い結果がでたので共有させて頂きます。
3週間リハビリを受けた結果、どの様になったかご覧ください。
※個々により効果は違い、結果を保証するものではありません。
頸部のビフォー & アフター

青い線は地面との平行線、赤い線は実際の姿勢の傾きを表しています。
BEFOREの姿勢は誤嚥や窒息の危険性がある方によくある姿勢となっています。(肩より頭部が前方に位置しForward Head Postureと呼ばれています。)
AFTERの姿勢では頭の位置が身体の上に近づいてきています。
AFTERの姿勢になると飲み込む力は発揮しやすくなります。
誤嚥や窒息の可能性は下がってきます!
身体全体のビフォー & アフター

垂直に伸びる線が重心線となり、肩や股関節はこの線を通る事が理想とされています。
身体全体で見ても変化が出ました。
身体の傾きは10°改善しています。
他にも頭部、腕が前方に位置していましたが、重心線に近づく事ができています。
真っすぐに近い姿勢は飲み込みやすさの他に、首やお腹の力を使いやすくなります!
報告書類

当事業所ではAIによる姿勢分析アプリを導入しています。
- ご本人様
- ケアマネージャー様
- 主治医
- 他、関係者様
従来の報告書に加え、姿勢分析の結果も提出させて頂きます!
ご本人様にはご自身の姿勢や歩行分析を客観的に見て頂きイメージして頂きます。
他、関係者様には写真付きの分析用紙を見て頂く事でどの様な事が実際行われているか等少しでもイメージを持って頂けたらと思っております。
実際に現在このアプリを使用している利用者様に関しては報告書に分析アプリの用紙を添付してお渡ししています。
自主トレ用紙

必要に応じて個々の自主トレーニングメニューを作成しお渡ししています。
また、分かりやすい様にチェック表もご希望に合わせて準備します!
最後に
ここまで読んで下さり有難うございました!
訪問のリハビリは年々需要が高まり、事業所も増えてきています。
様々な方々が、様々な理由で必要となるサービスです。
「何を見て探したらいいのか分からない。」
「どう判断したらいいのか分からない。」
上記は実際に入院患者様から聞いたことがある言葉です。
優しい、丁寧、明るい、落ち着いている、話を聞いてくれる、男前、美人。
理由は様々ですが、
リハビリをしっかりしたい!
と言う考えをお持ちの方は当事業所が合っていると思います。
リハビリは何をするかは大切ですが、その為にはまずその人の問題を知らないといけません。
問題を見つけ出す為に評価を行い、そこでリハビリ内容が個々に合わせて提供されます。
もしご縁が有りましたら一緒に築き上げていけたら幸いです。
自費のリハビリにも対応しておりますので、回数や時間帯など遠慮なくご相談ください。
ご連絡をお待ちしています。
参考資料
厚生労働省 社会保障審議会介護給付費分科会(第220回) 令和5年7月24日資料4 訪問リハビリテーションP11